|
「森林(もり)と共に生きる」
北海道下川町長 安 斎 保 
下川町は北海道北部に位置し、北見山地と天塩山地に囲まれた名寄盆地にある、人ロ約4千人、総面積644.20km2のうち約90%が森林に包まれた、農林業を基幹とした町です。
|
|
|
|
下川町有林
循環型森林経営の基盤となる町有林(4,470ha)。
全ての森林がFSC森林認証を取得している。
|
ふるさとの元気
寒暖差の大きい気候性を活かした、高糖度の地元産完熟トマトを100%使用したトマトジュース |
総面積の大半が森林であることから、明治34年の開拓入植以来、雄大な白然とみどり豊かな森林 に恵まれ、森林資源が豊富であることから、伝統的に林業・林産業が盛んな地域であり、これまで
「森林(もり)」を中心とした、地域経済、社会全体の活性化を目指すまちづくりを進めてきました。その 取り組みは大別して「森林づくり」と「森林資源の活用」にあります。
「森林づくり」については、本町では、昭和28年に国有林から1,221haの森林の払い下げを受け、それを契機に本格的な町有林経営を開始しました。
本町の町有林経営の特徴は、毎年50haを造林し60年間保育した後、伐採・収穫し、また造林す るというサイクルを繰り返すことで、3,000haの人工林資源を継続的に循環することができる「循環型森林経営」を基本としています。これは、毎年等量の施行を繰り返すことによって、「持続可能な森林づくり」、「地域雇用の場の確保」、「地域への安定的な素材供給」を目的としたもので、現在では町有林面積を4,470haとし、循環型林業経営の基盤を確保しています。
|
 |
万里長城
全長2000m。体験型手作り観光資源として、城壁に築城参加者約12万5千人の氏名が刻まる。 |
スキージャンプ
これまでオリンピックメダリストをはじめ、国内外で活躍する数多くの選手を輩出している。 |
また、「森林づくり」をさらに発展させるため、「森林づくり条例」、「森林づくり寄付条例」の制定による社会全体への森林づくりに対する理念の共有・発信や国際的な第三者機関が森林の適正な管理を包括的に評価・認証する「FSC森林認証」を取得しています。
「森林資源の活用」は、森林を木材生産の場としてだけではなく、森林から享受される恵みを最
大限に活用しようとするものであります。
近年、地球温暖化が世界的な問題となっておりますが、本町では、森林資源の有効活用とCO2削減効果がある木質バイオマス導入を積極的に推進してきました。
木質バイオマス資源は、広く薄く存在しており、経済的な問題もあって利用は制限されていることから、早生樹である「ヤナギ」を栽培し、安定的な資源の確保を目指しているところであります。
昨年7月、本町が長きに渡り取り組んできた「森林づくり」と「森林資源の活用」が評価され、全国5都市とともに「環境モデル都市」に認定されました。
本町はこの認定を受け、これまでの「森林づくり」を基盤として、主体的に二酸化炭素の排出削減を進める一つの手法である「カーボンオフセット」の推進、森林バイオマスエネルギーによる地域熱供給システムの導入、公共施設への森林バイオマスボイラーの導入等の先進的な取り組みを計画しており、地球環境を守るため、森林バイオマスの総合的な利活用と地域住民・都市・企業との協働・連携を促進し、「次世代型「北の森林共生低炭素モデル社会」」の創造を目指し、地球温暖化対策と地域産業の振興、快適な生活環境づくりを結びつけ、新たな産業の創造と地城活性化に取り組んで行きたいと考えています。
|
|
|
アイスキャンドルミュージアム
アイスキャンドル発祥の地「しもかわ」の町全体が、琥珀色に輝くキャンドルの光に包まれる |
手延べ麺
日本最北の手延べ麺。コシの強い食感とつるつる
としたのど越しが魅力の逸品 |
|