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自然に優しい“まちづくり”を!!!

京都府伊根町長 向井 義昶 

 伊根町は京都府の北部、丹後半島の北端に位置し、東部から北部は日本海に面し、南部は宮津市に、西部は竹野郡弥栄町、丹後町に接しています。


 内陸部は2級河川筒川を中心として、その流域に低密度の小規模集落が点在し、海岸部のわずかな平地に漁業集落が形成されています。

 地形は太鼓山(683.1m)をはじめ標高400m以上の山々が連なり、町全体の面積の8割を森林が占めるなど条件不利地域となっています。

 気象は、山陰地方特有の裏日本型であり、多雨多湿の特徴を示し、雨量は年平均1,918mm、冬季の積雪深は0.5mから1mであります。

 第1次産業を基幹産業とする本町は、国の高度経済成長政策の影響を機に若年層を中心とした人口流出が続き、農林漁業は衰退の途にあります。4か村が合併し、8,000人近くあった人口は、平成12年の国勢調査では3,112人に減少し、人口の過疎化は、町全体の高齢化を招き65歳以上の高齢人口比率は、伊根町施行当初8.3%でしたが、平成12国調では37.3%に達し、高齢化は著しく進んでいます。

 この厳しい現実を直視し、現実から出発しなければなりませんが、厳しさに打ちひさがれることなく、厳しさをバネにして、21世紀の伊根町の未来を拓いていきたい思います。

 また他方、伝説と物語に彩られた観光資源の豊富な町でもあります。日本書紀には浦嶋子(浦嶋太郎)伝説の地とされ、また、秦の始皇帝の命で不老長寿の妙薬を求めて渡来した、徐福が祀られたと言われる神社もあります。さらに、海の民としての歴史は、日本の渚百選にも選定された、「舟屋」というユニークな家屋群として今も健在ですし、京都府漁業の最大の水揚げを誇る水産の町としても知られています。



 近年、日本が高度工業社会から情報社会へと展開を始め、都市から離れていても不利にならない状況が生まれつつあります。情報化の進展により、伊根に居ながらにして世界と繋がることができるのです。また、地球規模での環境への関心の高まりは、農山漁村の自然や景観の価値を見直す方向に動いています。こうした新世紀展望には、これまで当町が大切にしてきた歴史・文化・自然が新しい時代への価値として再登場してくると思います。このようにこれまでのトレンドからの厳しい現状と、未来への新しい可能性のちょうど曲がり角のところに現在があり、伊根町の"まちづくり"の現実と希望があります。これまでの"まちづくり"の経緯を振り返り、厳しい現実を直視すると同時に新たな式へ希望をもって"まちづくり"をしていきます。

 幸いにして、昨年11月15日に完成した、自治体としては、日本一の発電量を誇る、京都府が施工された太鼓山風力発電所を、当町の、新しい千年紀の"まちづくり"に活かし、海づくりは『山・さと・川』の環境保護と保全にあると思い精一杯『環境に優しい"まちづくり"』邁進していきたいと思います。

 

   

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「健康福祉のまちづくり」をめざして

京都府三和町長 田中 敬夫 

 三和町は、京都府の中西部に位置し、面積90.5平方km、人口4,500人ほどの町です。町の面積の84%を山林が占め、中央を由良川の支流土師川が流れるなかに田園地帯が広がる、緑豊かで自然の魅力あふれる町です。

▲エコートピア京都三和
緑につつまれ、環境に配慮した工業団地

▲町民体育館
翼を広げた鳥をイメージした木造の体育館


 昭和31年に町制を施行して以来、今日まで農山村の魅力を生かしてまちづくりに努めています。近年は舞鶴若狭自動車道や京都縦貫自動車道などの高速道路網の整備により、京阪神から車で50〜70分と便利になり、自然のなかの暮らしにあこがれて定住する人が増えてきています。
地形は、中国山脈に連なる丹波山地400〜600mの山々に覆われた典型的な中山間地域で、標高200m以上の山地が町土の約50%を占めます。

  気候は、平均気温13〜14℃、年平均降水量1,300〜1,600mmで、夏暑く、冬寒い、降水量の少ない近畿地方中部の内陸性気候に属しています。

  三和町誕生の後、昭和44年から4次にわたり、三和町振興5ヵ年計画を樹立。平成2年から第1次三和町総合計画(10年)を策定、施行し、町道、住宅、上下水道、防災施設などの生活基盤、農業用水路、ほ場整備など生産基盤、福利厚生などの行政施設の整備を着実に進め、基盤作りはほぼ完了を見つつあります。この間、昭和30年代から、都市部での第2・3次産業の急成長、農村部の基幹産業である第1次産業の衰退を背景として、他農山村部と同様、都市部への人口流出が続き、過疎化、高齢化が進行しています。平成12年には「第二次三和町総合計画」を策定し、まちの基本理念を「健康福祉のまちづくり」、将来像を「いのち ふれあい あすひらくまち」と定めました。すべてのいのちの育みを大切にしながら、住む人と訪れる人がふれあい、新たな未来を切りひらくまちをめざして、21世紀への第一歩を踏み出しました。

  平成14年12月には北近畿の産業拠点として、エコートピア京都三和「京都北部中核工業団地」が完成し、分譲を開始しています。国道9号線や国道173号線の整備により、長田野工業団地や綾部工業団地との連携も可能であり、北近畿の一大産業拠点の一角を形成する工業団地として多くの期待が寄せられています。水と緑あふれる工業団地として、医療、福祉、環境分野の健康産業や情報産業などの誘致に努め、農村の自然や景観と調和する工業団地を目指しています。

  さらに、新たな北近畿の中核都市としての飛躍を目指して、合併特例法期限内に近隣2町とともに福知山市と合併する予定で合併協議を進めています。

▲大原の産屋
国内で唯一の天地根元造の産屋

▲大原神社
京都府有形文化財に指定されている大原神社


   

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「交流」から「対流」へ

兵庫県但東町長 奥田 清喜 

 但東町は兵庫県の北部に位置し、東・北・南の三方が京都府に接しています。人口は、5,730(国調)。高齢化率が32%と少子高齢化の先端を行く町です。

 昭和58年に但東シルクロード計画を策定し、ふるさと再発見運動と都市と農村の交流をテーマに町づくりを進めてまいりました。

 都市と農村の交流を促進し、町の活性化を図ろうとするこの計画の基本精神は「あたたかいもてなしの心」です。町営宿泊施設(管理運営は但東シルクロード観光協会に委託)「やまびこ」の枕元にそっと置く、はばたく折り鶴や歓迎のメッセージは大きな安らぎになると好評でした。一区一品運動では、各集落に「ふるさと委員会」をつくり自慢できる所づくり、祭りおこし、特産品づくりを強力に推進しました。その作戦により誕生した特産品は90品目に及びました。なかでも「クリタマ卵油」や「バラジャム」、つなぎを一切使わないそば粉100%の「赤花そば」などはヒット商品となり、大きな励みになりました。さらに「但東シルクピア計画」により地域間交流の軸に、美しい自然、伝統文化をいかし「ゆとり、やすらぎ、うるおい」を創造するふるさとづくりを推し進めています。

 平成6年、地下1,100mから湧き出した「ナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉」の泉質の温泉は高濃度の美人湯と言われ、つるつるスベスベで「シルク温泉」と名づけて7月に温泉館をオープンし、1日の利用者平均800人、年間30万人が入浴するすばらしい地底からの贈り物となりました。本年10月25日200万人めの入浴客を迎えました。

但東自然ふれあいセンター
「やまびこ」及び「但東シルク温泉館」

日本モンゴル民族博物館

 21世紀の環境、自然との共生をにらんだモンゴル国との国際交流も続けており、モンゴル資料1万点を持つ「日本、モンゴル民族博物館」(平成8年11月オープン)は全国でも唯一のものと自負しています。

 毎年4月にはチューリップ100万本、うち10万本で「となりのトトロ」などのアートフラワーを描くチューリップまつりは75,000人の人に観賞されています(交流人総数は、年45万人)。

 新しい計画では「自然を活かし心元気で安心のまちづくり」をスローガンに構造改革で示された都市と農山村の交流を、「対流」に変えようと町づくりにがんばっています。都会の人たちの気持ちの中に「ふるさと志向」「自然施行」が大きく存在すると思えるのに「なんで田舎に過大な投資をするのか、公営事業反対」という風潮は誠に残念でなりません。もともと農山村がふるさとの人が多いではありませんか。

 

   

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これからの展望と抱負

奈良県吉野町長 福井 良盟 

 日本経済の構造改革が進む中で、吉野町でも少子化高齢化問題やまちの活性化対策、市町村合併の問題等、将来について真剣に取り組むべき諸問題が山積しています。

 我々を取り巻く環境が変化しても、「魅力ある生活基盤づくり」「豊かな住民生活の育成」「住民と行政の協働によるまちづくりの推進」などの本町の基本的な理念は変わりません。変化に的確かつ柔軟に対応できるよう準備し、町民の皆様のご理解とご協力のもと、将来の町の発展に向けて力強く歩んでいきたいと考えています。

吉野山全景
吉野山は山桜の名勝の地として名高い。南北朝時代は南朝の拠点で、
太閤秀吉が豪華な花見の宴を開くなど古くから景勝の地

 特に、昨年度は、「吉野 山灯り」並びに「吉野曼荼羅まちづくり会議」が地域づくりの部門で全国表彰を受けました。このような活動の裾野を町全体に広げ、住民によるまちづくり活動を一層活性化させることにより、活動的なコミュニティーが生む発想に期待したいと考えています。

 さらに、昨年度、吉野・大峯地域を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が、世界遺産暫定リストに追加されたことを受け、登録に向けての取り組みを加速させている状況です。

 吉野・大峰地域は、山岳宗教の本山として多くの信仰を集め、「日本一の霊山」として中国にも伝えられました。地域では神道と仏教がともにはぐくまれ、「神仏習合」という日本固有の宗教理念を形成しています。周辺の文化的景観もしっかりと保存されており、霊場と参詣道が民衆のなかで根付いています。この「紀伊山地の霊場と参詣道」には、紀伊半島の吉野・大峯・高野・熊野の霊場とこれらを結ぶ大峯奥駈道、熊野古道、(小辺路、中辺路、伊勢路)が含まれています。奈良県だけでなく、和歌山県及び三重県との連携を図りながら、私たちの貴重な財産である文化財や自然環境を保護し、未来に伝えていくためにも、世界遺産登録の実現に向けたアピールをしていきたいと考えています。

金峰山寺蔵王堂(国宝)
檜皮葺きの巨大な屋根は木造建築としては
奈良の東大寺に次ぐ大きさ。堂内には
木造蔵王権現立像が祀られている。
吉野町役場庁舎

 この世界遺産登録事業の推進のほかにも、町内CATVのデジタル化やLANシステムの有効活用、町ホームページの充実等地域情報基盤の整備、福祉バス事業の新たな展開、少子化時代に対応する教育の実施に向けての検討、下水道事業の整備促進等々の事業を予定しておりますが、あらゆる分野において市町村合併を視野に入れた行政の展開、地方分権の徹底が要請される中、住民参加と民主行政の創造をすべての施策の根底に置き中身のあるものを実現していくため、自治体にも住民にもより一層の発想の転換が必要となります。

 このような変革の時代、この町がどう変わっていくのか、その舵取りを任されている責任の重さを改めて自覚して、将来に向けた体制づくりを進めていきたいと考えているところです。

   

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「マルチメディアビレッジ事業について」

奈良県野迫川村長  田 幸篤 

 野迫川村は奈良県の西南部、紀伊山脈の北斜面に位置し、和歌山県に隣接しています。昭和34年には3,649人だった人口は減少の一途をたどり、10月末現在では713人、世帯数324、人口密度4.7人、65歳以上の高齢者人口は258人、高齢者比率は35.2%と、典型的な過疎地、高齢者の村です。

 村には診療所が一か所あるものの、村の面積が広大(155km2)で、集落間の距離が遠いため、診療、往診、急患に苦慮しているなど、過疎と少子化、高齢化への対応は深刻な問題となっています。

 マルチメディアビレッジ事業は、そうした課題を解決するため、平成10年度に郵政省が進める「自治体ネットワーク施設整備事業」のモデル事業として、総事業費六千万円のうち国から二千万円の補助を受けて開始しました。

 保育園

 フェニックスワイドの画像に見入る園児

 10年度は役場内に双方向画像伝送装置を備えたマルチメディアセンターを開設。また役場、公民館、診療所、小学校(二校)、中学校(一校)、保育所、社会福祉協議会など公共機関・施設と寝たきり老人のいる世帯にテレビ電話端末機を設置しました。11年度には村内の全世帯と駐在所、郵便局等にテレビ電話機を設置しています。

 このテレビ電話ネットワークを医療・福祉、教育、行政広報などに活用していく予定です。医療・福祉の分野では、診療所と各家庭との間で、簡単な病気の相談や薬の処方が可能となります。また、老人保健福祉の面で、民生委員や保健婦が要介護老人に関する情報連絡会をテレビ会議として開いたり、独り暮らし老人宅と小中学校の間で世代を越えた交流が可能となってきます。乳幼児育成支援の面では、保健婦不足を補って、子育て経験者と母子・妊産婦の間で子育てのノウハウを伝授する機会を作りだすことができます。

役場内マルチメディアセンター フェニックスワイドを通じての会話

 これらはテレビ電話という、誰でも目で見て理解しやすい映像情報と共に、双方向性の機器の利点を生かした利用法でありますが、マルチメディアセンターにはビデオ・オン・デマンド(VOD)装置も導入しました。

 機器を導入したばかりで、実際の運用はほとんどがこれからですが、過疎の山村の生活環境改善や活性化に役立てていきたいと考えています。

   

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「ゆとり」と「うるおい」、老いも若きも心豊かな美山村」をめざして

和歌山県美山村長 池本 功 



都市との交流や観光・レクリエーションの拠点「リフレッシュエリア みやまの里」
 美山村は、和歌山県のほぼ中央部を東西に蛇行する日高川の中流部山岳地帯に位置し、東南部は龍神村、西部は中津村、南西部は印南町、北部は有田郡金屋町と清水町に接しており、東西約18q、南北約9.5qで、総面積168.62q2を有しています。

 村域のほとんどが山岳に覆われれおり、標高は、最高1,269mから最低150mの間にあり、林野率が94%となっています。

 気候は南海型気候区に属し、年間平均気温14.8℃、年間降水量2,273mmと比較的温暖多雨で、山間地域の気象特性から、冬季には積雪も2〜3回程度あります。

 美山村は、川上村と寒川村が、昭和31年町村合併促進法の適用を受けて合併し、誕生しました。この称号には、「美しい山々に囲まれている」という意味と「美しい山を育て立派な林業村にしよう」という思いがこめられています。

 人口の推移は、昭和35年の6,004人をピークに年々減少を続け昭和55年では3,240人、平成12年では2,165人に減少しています。

 こうした傾向は、昭和30年代後半からの高度成長期に、若年層中心の流出が続いたこと、加えて昭和50年から昭和55年にかけての県営椿山ダム建設に伴う水没移転が村の過疎化に拍車をかけました。

 こうした中、ポスト椿山ダムを最重要課題として位置づけ、本村が有する豊かな自然環境や歴史・文化資源を活用し「リフレッシュエリアみやまの里」の整備を通じ、都市との交流促進や観光・レクリエーションの振興を図っているところであり、ダム周辺でのスポーツイベント等により全国的な知名度もアップしてきています。また、国道424号白馬トンネルの開通をはじめとする大幅な交通アクセスの向上、企業誘致による雇用機会の創出にも取り組んでまいりました。

森林公園内の藤棚ロードは
長さ日本一(1,646m)
全国各地から多くのランナーが集う
「紀の国  美山マラソン」

 森林組合は、林業従事者の減少、高齢化による労働力の確保対策としてU・Iターンによる新規参入者を受け入れ住宅建設、給与面等でサポートしています。また、木村和歌山県知事が提唱している適正な森林管理による、水源涵養、環境保全等に寄与する「緑の雇用事業」にも取り組んでいるところであります。

 日本の社会・経済情勢は、少子・高齢化や情報化の急速な進展の中で介護保険制度の誕生や地方分権の推進による国と地方の新しいシステムへの転換等、従来の社会構造の変化と改革が現実のものになってきています。

 さらに地球温暖化やオゾン層破壊など地球規模に及ぶ環境問題も顕在化してきています。

 本村は、これら社会・経済情勢の変化や環境問題をはじめとする様々な諸課題に、恵まれた自然環境や歴史・文化資源を積極的に活用すると共に、保健・福祉の充実を図り、『「ゆとり」と「うるおい」、老いも若きも心豊かな美山村』をめざして全力投球で頑張っていきたいと思っています。

   
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過疎から適疎への発想転換で地域づくりを

和歌山県北山村長  奥田  貢 

 北山村は、周囲を三重県と奈良県に囲まれた全国唯一の飛び地の村で、和歌山県でありながら和歌山県内のどこの市町村とも隣接をしていない村です。

北山川の観光筏下り


 人口は、かっては2000人近くを有していましたが、現在では人口約500人、高齢化率48%となり典型的な過疎で少子高齢化の村となってしまいました。しかし、過疎だ少子高齢化だと悩んでいてもしかたがない、“地域は自分たち自らがまもる”“自分で出来ることは自分でやる”“これがこの地域に見合った適正な規模である(いわゆる適疎である)”と発想を変えて、“小さな村だからこそ出来ることがある”をモットーに地域づくりに取り組んでいます。

 地域づくりの柱は、「筏下りの伝統技術の保存と継承」、「地場特産物じゃばら」、「情報通信技術(ICT)の活用」、「環境保全と地域資源の活用」、「教育環境の充実」の5本柱です。

1.  北山川観光筏下りは北山村だけのものであり600年の伝統技術を活かした観光資源で、北山川夏の風物詩として定着し全国各地より沢山のお客さんにお出でいただいております。

2.  地場特産物「じゃばら」は北山村に自生していた原種原木で柑橘類の一種です。花粉症に効果があるということから人気商品となり北山村の大きな地場産業となっています。

じゃばら果実と製品
温泉に導入されたバイオマスボイラー

3.  地の利の悪さを逆手に取ったのがICT の活用です。じゃばら製品のインターネット販売は勿論のこと、自治体初の運営となるブログポータルサイト(通称村ぶろ)に関しては地域情報の受発信のツールとして多くの方々に利用して頂いており、会員数は約15,000人、1日当たりアクセス数は約300,000PV となっています。このシステムは他の自治体や民間企業にも活用頂いています。
ブログポータルサイト「村ぶろ」の状況

4. 北山村の97%が森林です。この豊かな自然環境を守り後世に引き継いでゆくのも私達に課せられた大きな責務です。このために森林資源を有効活用した木質バイオマスボイラーを温泉施設に導入しています。これらに加えて23年度からは新たなエネルギー活用等方策の調査検討を進めて行くこととしておりバイオマスビレッジ北山村を目指していきたいと考えております。

5.  過疎対策と少子高齢化対策は表裏一体の課題です。“若者の流出を阻止し流入を図る”言うは易し行うは難しである。しかし手をこまねいていても仕方がないので出来ることをやろう。少しでも子育てを北山村でしたいという家族を増やしたいと、この想いで北山村は教育環境と子育て環境の充実に取り組んでいます。子育て環境としては若者定住の祝い金等制度、医療費の中学生までの無料化、保育園の保育料の無料化等を行っています。
  また、教育環境の充実としては、小中学校連携による小中一貫教育、国際化に対応した英語教育として保育所・小学校からの取り組み、中学生による海外語学研修旅行の実施、村営の無料塾運営(英会話・数学)等に取り組んでいます。
  特に英語教育には特色のあるものをとの想いから力を入れています。

アイルランドの語学学校での授業風
小学生の英語授業

 これらの成果がどう出るのかは今後の課題と思っていますが、今後ともこの方針で地域づくりを進めて行きたいと思っています。

   


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