全国過疎問題シンポジウム2022 in くまもと
大会テーマ
「過疎 新時代」 新しい時代の流れを力にする ―創造的復興の現場からメッセージ―
過疎地域においては、人口減少や少子高齢化が進展し、集落機能の低下や医療提供体制の弱体化など、さまざまな課題に直面しています。
一方で、新型コロナウイルス感染症等の影響により、地方への関心が一層高まっている中、各地域の個性を活かした取組や情報通信技術を活用した取組といった、過疎地域の課題解決に向けた新たな動きもあります。
このような過疎地域の「新時代」において、過疎地域ならではの良さや可能性等について、気づき・再発見するとともに、全国の優れた取組にふれ、参加者相互の交流を図るなど、人と人とのつながりを通じて将来に向けた取組を考える契機とするため、「「過疎 新時代」 新しい時代の流れを力にする ―創造的復興の現場からメッセージ―」をテーマにした「全国過疎問題シンポジウム 2022 in くまもと」を、10月20日(木)・21日(金)の2日間、熊本市の「市民会館シアーズホーム夢ホール」を主会場に開催しました。
このシンポジウムは、総務省、全国過疎問題シンポジウム実行委員会(熊本県・一般社団法人全国過疎地域連盟・全国過疎地域連盟熊本県支部)の共催により開催し、延べ986名が参加しました。
また、次期(令和5年度)開催県は富山県となりました。
全体会
全体会プログラム
開会式
・開会宣言 上田 泰弘 全国過疎地域連盟熊本県支部支部長( 美里町長)
・主催者挨拶 寺田 稔 総務大臣(ビデオメッセージ)
・歓迎挨拶 蒲島 郁夫 熊本県知事
令和4年度過疎地域持続的発展優良事例表彰
・受賞団体講評 宮口 侗廸 過疎地域持続的発展優良事例表彰委員会委員長(早稲田大学名誉教授)
・表彰状授与、記念品贈呈
総務大臣賞の授与:大村 慎一 総務省大臣官房地域力創造審議官
全国過疎地域連盟会長賞の授与:下河内 司 一般社団法人全国過疎地域連盟専務理事
基調講演
「『にぎやかな過疎』を目指して」
講演者 小田切 徳美 氏 明治大学農学部教授
パネルディスカッション
「『過疎 新時代』新しい時代の流れを力にする―創造的復興の現場からメッセージ―」
コーディネーター 図司 直也 氏 法政大学現代福祉学部教授
パネリスト 藤井 靖史 氏 福島県西会津町CDO
馬袋 真紀 氏 兵庫県朝来市総合政策課 課長補佐
門﨑 博幸 氏 熊本県球磨村副村長
久保 尭之 氏 みなみあそ観光局戦略統括マネジャー
分科会
〈第1分科会〉宇城市
コーディネーター 宮口 侗廸 氏 早稲田大学名誉教授
事例発表団体
・美国・美しい海づくり協議会 余別・海HUGくみたい(北海道積丹町)
・根羽村(長野県根羽村)
・飛騨市(岐阜県飛騨市)
・100プロ(広島県北広島町)
・くまもと☆農家ハンター(熊本県宇城市)
現地視察
〈第2分科会〉美里町
コーディネーター 図司 直也 氏 法政大学現代福祉学部教授
事例発表団体
・五条ヶ丘活性化推進協議会(山梨県身延町)
・特定非営利活動法人阿波勝浦井戸端塾(徳島県勝浦町)
・特定非営利活動法人あったかいよう(徳島県海陽町)
・美里フットパス協会(熊本県美里町)
・くにさき地域応援協議会寄ろう会(大分県国東市)
現地視察
〈第3分科会〉水俣市
○パネルディスカッション
《テーマ》
「『つながる拠点』による安心な暮らしづくり」
水俣市では、暮らしている場所や身体の状況などに関わらず、適切に医療を受けられ、住み慣れた場所で安心して暮らし続けること
へき地における医療資源の確保や、移動が困難な方、介護する方などの受診の負担軽減、災害時の医療の維持継続などの実証を踏ま
コーディネーター 元村 仁美 氏 水俣市産業建設部経済観光課経済振興室 室次長
パネリスト 小川 晋平 氏 AMI 株式会社 代表取締役CEO
萩嶺 淨円 氏 社会福祉法人 照徳の里 理事長
長井 洋平 氏 国保水俣市立総合医療センター 統括外科部長兼ICT 医療推進センター長
○デモンストレーション
AMI 株式会社が開発した遠隔医療システム「遠隔聴診対応ビデオチャットシステム」を使用し、会場内にて模擬のオンライン診療を
現地視察
〈第4分科会〉多良木町
取組発表者:一般財団法人たらぎまちづくり推進機構
《テーマ》
「地域のChallenge を創り、育てる」
「Challenge for Change」を企業理念に掲げ、変化へ挑戦し続ける地域商社、通称「たらぎ財団」。地域のハブ(繋ぎ手)とし
現在は主に、企業と連携した人材育成、地域産品で作るドレッシングの製造・販売、コワーキングスペースの運営、ふるさと納
現地視察