全国過疎問題シンポジウム2024 in やまなし
地域で生きる ~暮らしを紡ぐ強さと豊かさの共創~
日本全体が人口減少社会を迎える中、特に過疎地域では人口減少や少子高齢化の進展による地域産業の衰退や生活基盤の弱体化、集落消滅の危機など、さまざまな課題に直面しています。
一方で、これらの地域は豊かな自然や農地・森林などを有し、水源の涵養、食料の生産、自然災害の防止などを通して、地域内のみならず、都市を含めた人々の生活や生産活動を支える公益的役割を担っています。
このことから、過疎地域のさまざまな取組について、更なる議論を深めるとともに、全国の優れた取組にふれ、参加者相互の交流を図るなど、人と人とのつながりを通じて将来に向けた取組を考える契機とするため、「地域で生きる~暮らしを紡ぐ強さと豊かさの共創~」をテーマに「全国過疎問題シンポジウム2024 in やまなし」を10月24日(木)・25日(金)の2日間、YCC県民文化ホールを主会場に開催しました。 このシンポジウムは、総務省、全国過疎問題シンポジウム実行委員会(山梨県、一般社団法人全国過疎地域連盟、山梨県地域振興対策協議会過疎部会)の共催により開催し、延べ約800名(交流会除く)が参加しました。
また、次期開催は鳥取県となりました。
当日の動画はこちら
全体会
全体会プログラム
開会式
・開会宣言 上村英司 山梨県地域振興対策協議会過疎部会長(北杜市長)
・主催者挨拶 村上誠一郎 総務大臣(望月明雄総務省大臣官房地域力創造審議官代読)
阿部守一 全国過疎地域連盟会長(長野県知事)(久保田章市副会長(島根県浜田市長)代読)
・歓迎挨拶 長崎幸太郎 山梨県知事(長田公副知事代読)
令和6年度過疎地域持続的発展優良事例表彰式
・受賞団体講評 図司直也 過疎地域持続的発展優良事例表彰委員会委員長・法政大学現代福祉学部教授
・表彰状授与、記念品贈呈
総務大臣賞の授与:望月明雄 総務省大臣官房地域力創造審議官
全国過疎地域連盟会長賞の授与:久保田章市 一般社団法人全国過疎地域連盟副会長(島根県浜田市長)
基調講演
「統計データが示す人口の未来の作り方」~長男跡取り文化からの脱却がなぜ重要なのか~
天野 馨南子氏 株式会社ニッセイ基礎研究所 生活研究部 人口動態シニアリサーチャー
パネルディスカッション
「地域で生きる~暮らしを紡ぐ強さと豊かさの共創~」
コーディネーター 筒井 一伸氏 鳥取大学地域学部教授
パネリスト 石田 万梨奈氏 onozucolor代表
大岡 千紘氏 株式会社もと代表取締役
近藤 建斗氏 株式会社NEXT DELIVERY企画部部長代理)
深山 光信氏 五条ヶ丘活性化推進協議会 前会長
分科会
〈第1分科会〉山梨市
過疎地域持続的発展優良事例発表会
コーディネーター:野田 満氏 さんそデザイン共同代表/近畿大学総合社会学部講師
事例発表団体
コーディネーター:野田 満氏 さんそデザイン共同代表/近畿大学総合社会学部講師
事例発表団体
・NPO法人南外さいかい市(秋田県大仙市)
・高隈地区コミュニティ協議会(鹿児島県鹿屋市)
・保育園留学推進協議会(北海道厚沢部町)
・平川村定住推進協議会(岡山県高梁市)
現地視察
室伏ワイナリー、株式会社トプテック、・笛吹川フルーツ公園
〈第2分科会〉北杜市
過疎地域持続的発展優良事例発表会
コーディネーター:図司 直也氏 法政大学現代福祉学部教授
事例発表団体
コーディネーター:図司 直也氏 法政大学現代福祉学部教授
事例発表団体
・集落活動センターゆすはら連絡協議会(高知県梼原町)
・一般社団法人E'more秋名(鹿児島県龍郷町)
・羽州街道「楢下宿」研究会(山形県上山市)
・北杜市南アルプスユネスコエコパーク地域連絡会(山梨県北杜市)
・特定非営利活動法人郷の元気(徳島県上勝町)
現地視察
サントリー天然水南アルプス白州工場、台ヶ原宿
〈第3分科会〉身延町
現地視察
特産あけぼの大豆6次産業化事業取組紹介
本栖湖、日蓮総本山身延山久遠寺、山梨県富士川クラフトパーク
〈第4分科会〉小菅村・丹波山村
現地視察
ドローン配送事業取組紹介 等
柳沢峠、舞茸生産施設(地方創生推進交付金活用事例紹介)、丹波山村役場(移住・定住促進事業取組紹介)